開幕したばかりのジャカルタ・アジア大会の競泳会場で19日、場内の仕切り壁が強風で突然倒れたり、表彰式中には掲揚台から国旗が落下たりするトラブルが続いた。

 倒れたのは、飛び込み用と競泳用のプールを隔てる仕切り壁。午後2時半過ぎに、競技場内に吹き込む風を受け、「ドーン」という大きな音をたてて競泳用のプール側に倒れた。

 けが人は出なかったが、居合わせた水球の選手などは、不安そうな表情を見せていた。仕切り壁は金属の枠に木製の板を貼った作りで、会場のスタッフらが撤去した。

 また男子200メートル自由形の表彰ではいったん掲揚された中国と日本の国旗が掲揚台から落下。慌ててつけ直して儀式が継続された。続く女子200メートル背泳ぎの表彰では掲揚担当の軍人が国旗を手に持って表彰が行われた。その後、新しい掲揚台が関係者らの手で作り直され、続く男子100メートル背泳ぎの表彰は通常通り執り行われた。(諫山卓弥、樫山晃生)