2019年開催のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で公認チームキャンプ地に決まった長門市の俵山多目的交流広場に、クラブハウスや屋根付きの観客席が完成した。出場チームが1次リーグの期間中に利用することを見込み、市がW杯組織委員会のガイドラインに基づいて整備した。長門市でキャンプをするチームは11月ごろに決まる。

 クラブハウスは2階建てで、延べ床面積は984平方メートル。訪日外国人らが多く訪れ、市を代表する人気観光スポットになっている元乃隅稲成神社の鳥居をイメージさせる木製フレームを複数設けた。内部にはシャワー付きロッカールームや医務室、ドーピング検査室などを備えている。

 観客席も大幅に改装した。屋根なし席を倍増して1千席としたほか、新たに屋根付き席を860席設けた。グラウンドにはLEDの夜間照明を新設した。

 市は、7月20日にW杯組織委と公認チームキャンプ地の契約を結んだといい、大西倉雄市長は「すばらしい施設を使ってもらい、市をあげて応援したい。世界に通用するアスリートを育てたい」と話した。(林国広)