平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート女子6位の坂本花織(シスメックス)と、2017年世界選手権5位の三原舞依(同)が17日、盛岡市内での合宿を報道陣に公開した。氷上だけでなく、陸上でのトレーニングにも積極的に取り組んだ。

 坂本はジャンプの質を上げることを課題に挙げた。氷上では連続ジャンプなどを何度も練習し、転倒しても笑顔で起き上がって、また跳んだ。

 平昌五輪後、アイスショーなどで多忙な生活を送っていたため練習量が不足している様子で、少し体重が増えたという。「重くなって手で振り回している。余分なものを落としたい」。中野園子コーチも「私の前で体重計に乗らないから分からないけど、3、4キロ増えていると思う。鍛え直したい」と厳しく指摘した。

 三原は「体力を強化したい」と陸上でのトレーニングにも精力的に取り組んだ。宿舎から練習するリンクまでの約3キロを坂本らと一緒に走り、小さなハードルなどを使った走り込みのメニューもこなした。昨季は平昌五輪に出場できなかっただけに、「悔しさは大きい。どんな状況でもできる強いスケーターになりたい」と意気込んだ。

 2人はグランプリシリーズに出場予定。坂本は第1戦のスケートアメリカと第3戦のフィンランド大会で、三原は第4戦のNHK杯(広島)と第6戦のフランス杯にエントリーしている。(大西史恭)