水泳のオープンウォータースイミング(OWS)のパンパシフィック選手権は14日、千葉県館山市の北条海岸で男女10キロがあり、女子は森山幸美(日体大)が2時間8分33秒5で日本勢最高の5位に入った。リオデジャネイロ五輪代表の貴田裕美(コナミスポーツ)は4秒8差で6位。大会規定により、1カ国・地域の上位2人に順位が付けられた。ヘイリー・アンダーソン(米)が2時間8分24秒8で制した。男子は野中大暉(日体大)が9位、豊田壮(福井県スポーツ協会)が10位。優勝はジョーダン・ウィリモフスキー(米)で1時間58分50秒5だった。

■スピードが課題

 女子10キロで5位に入った日体大4年の森山幸美は、先頭集団に食らいつき、首位から8秒7差でゴールした。「ラストスパートで離されずに勝負できた。目標は達成できた」と振り返った。

 愛知・豊川高出身の22歳で、身長162センチ。競泳との「二刀流」で、2日前に東京・辰巳国際水泳場であった競泳のパンパシフィック選手権1500メートル自由形に出場。だが、12位に終わり、その悔しさを今大会にぶつけた。

 藤森善弘コーチは「持久力は男子より高いけど、スピードがない」と2020年東京五輪に向けた課題を挙げた。森山も「前半にもっと余裕を持って出て、ラストスパートで差をつけて勝つようなレースがしたい」と語った。(浅野有美)

     ◇

 女子10キロ5位の森山幸美 「目標は達成できた。ラストスパートは離されずに勝負できていたと思う」