フィギュアスケート女子で、米国に新星が現れた。浅田真央の代名詞だったトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを国際試合で成功させたアリサ・リウ(12)。中国出身の父親を持つ移民2世だ。

 リウは今年の全米ジュニア女王。2日にバンコクであったアジア・トロフィーで、主に小学校高学年の年代にあたる選手が演技するノービス部門に出場し、フリーで3回転半―2回転トーループの連続ジャンプを成功させて優勝した。米NBCスポーツ(電子版)によると、3回転半を国際試合で成功させたのは9人目で、12歳は史上最年少。米国では平昌(ピョンチャン)五輪で成功した長洲未来に続き、3人目だという。

 米紙マーキュリー・ニュースによると、リウの父親は中国の大学で英語を教えていたが、1989年の天安門事件をきっかけに米国に渡り、弁護士となった。リウは5人きょうだいの長女で、きょうだい全員が匿名の卵子提供者と代理母によって生まれた。父親はパートナーや知人に子育てを手助けしてもらいながら、リウがフィギュアに打ち込めるように環境を整えてきたという。