平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート女子の金メダリスト、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が7月末、大阪市内であったアイスショーで、今季の新しいショートプログラム(SP)「オペラ座の怪人」を初めて披露した。シニア1年目で五輪の頂点に立った16歳。金メダリストとして迎えるシーズンに向け、「意識してしまうと緊張する。努力して、そんな考えを持たないようにしています」と話した。

 7月28日の公演。ザギトワは青の衣装に身を包んで氷上に登場した。長い手足を生かし、優雅に舞った。序盤の3回転ルッツを失敗したが、後半の手をあげながらの3回転フリップはきっちり成功。「まだ滑り込んでいない部分がある。これからたくさん練習したい」と意欲を見せた。フリーは「カルメン」を滑ることも明かした。

 5月に秋田犬保存会から贈られた愛犬「マサル」の話になると、「マサルの話は永遠にできる」と上機嫌で話し始めた。「ベッドの上に乗るのは禁止にしているけど、ダメと言っても乗ってくるし、ベッドの周りをぐるぐる回っている。かわいいし、充実した日々を楽しんでいます」

 ザギトワは8月4、5日に愛知県であるアイスショーにも出演予定。グランプリシリーズは第3戦のフィンランド大会、第5戦のロシア杯にエントリーされている。(大西史恭)