平昌(ピョンチャン)五輪フィギュアスケート男子銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が28日、大阪市内であったアイスショーで今季のフリー「月光」を初披露した。

 黒や青の衣装で登場した宇野は、しなやかな滑りで観客をわかせ、演技後半には4回転トーループやトリプルアクセル(3回転半)を決めた。今季からフリーは演技時間が4分に短縮されるなどルール改正があり、宇野は「まだバタバタしている。滑り込めていない。もっとプログラムを表現できるようになりたい」と納得していない様子。五輪銀メダリストとして挑む今季に向け、「過去の結果に何か意識を置いたことはない。成功した人が勝つと思っているので。一つひとつの試合が1番重要な試合なんじゃないかな、と思います」。

 また、19日に母国カザフスタンで強盗に刺殺されたソチ五輪銅メダリストのデニス・テンさんに哀悼の意を表し、テンさんが平昌シーズンのSP(ショートプログラム)で使用した曲で、世界王者のネーサン・チェン(米)らが滑った。