開幕から5試合未勝利とスタートダッシュにつまずいた法大だが、今季最終カードで明大に連勝し意地を見せた。

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「なんとか相手に流れをやらぬよう、2・3回を全力で投げようと思いました」と、1点ビハインドの4回から登板した三浦銀二投手(1年・福岡大大濠)が法大に連日の勝利をもたらした。前日の1回戦では、9回表に打者2人に対して投げ、その裏のサヨナラ勝ちでリーグ戦初勝利が転がり込んだが、この日は6イニングを投げ、自らの手で白星を掴み取った。

 自己最速を上回る150km/hをマークするなど球威が増しているストレートに、制球の良い変化球を織り交ぜて、9回までの6イニングをわずか2安打1四球に抑えた。連日の勝利投手に三浦は「昨日より達成感があります。内容はどうあれ2勝でき、シーズンを投げ切れたのは自信になりました」と時折笑みを浮かべながら、爽やかに入学後最初のシーズンを振り返った。
 この三浦の好投に打線も応え、5回に毛利元哉外野手(3年・愛工大名電)と相馬優人内野手(3年・健大高崎)の連続適時打で逆転に成功するなど打線が繋がって接戦を制し、秋に繋がる締めくくりとなった。

大学入学後の最長登板は5イニングだったというが、高校時代から定評のあるスタミナで乗り切った三浦

◎法政大・青木久典監督
「三浦は大したものですね。安心して見られるので、秋は十分先発にあり得るでしょう。スタートダッシュにつまずいて悔いが残るシーズンになりました。秋は三浦に加えて、フレッシュリーグで好投している投手もいますし、野手では船曳も怪我から戻ってくるでしょうから、万全の態勢で臨みたいです」

★法政大vs明治大2回戦
法大 110020000=4
明大 201000000=3
【法】森田、○三浦−中村浩
【明】石毛、●入江、高橋裕—篠原
本塁打:法大・中村浩《2回ソロ》

7回から3イニングを1安打に抑えた明大の高橋裕也(4年・向上)。反撃を待ったが悔しい1点負けとなった

文・写真=高木遊