法大が4対2で早大に逃げ切り勝ち。高田孝一(2年・平塚学園)の好投に打線が応えた。

 前日の1回戦を1対5で落とした法大は、今季3試合で1勝1敗、防御率4.70の高田が先発。今春にリーグ戦デビューを果たし、先週の東大戦でリーグ戦初勝利を挙げたたばかりの2年生右腕は、序盤から伸びのあるストレートと鋭いスライダー武器に1回、2回と連続の三者凡退。すると3回表、法大が四球とヒット、盗塁などで1死2、3塁のチャンスを作り、2番・相馬優人(3年・健大高崎)が「昨日抑えられたので何としても打とうと思って打席に入った。気持ちで打つことができた」とレフト線を破るタイムリー3塁打を放って2点を先制。さらに5回表には、2死1塁から4番・中山翔太(4年・履正社)がレフトへ弾き返すと、早大守備陣が打球処理にもたつく間に一塁走者が一気に生還して3点目。続く6回表には相手の暴投の間に1点を追加した。

3回表、法大・相馬が先制のタイムリー3塁打。ベース上でガッツポーズを見せる

その間、高田は快調にアウトを重ね、5回までを打者15人に仕留めるパーフェクト投球を披露。「(無安打は)なるべく意識しないように目の前のバッターに集中して投げた」と高田。6回にこの日の初ヒットから連打を許して背負った無死1、2塁のピンチを無失点で脱すると、8回裏にも1死2、3塁の場面でも得点を許さず。完封目前の9回2死からタイムリーを許して2点を失ってマウンドを降りたが、計139球を投げて8回2/3を7安打1四球2失点で、リーグ2勝目を挙げた。

9回途中2失点で2勝目を挙げた法大・高田

 「去年はチームに貢献できずに悔しかった」と明かした高田。冬の間に体を鍛え直し、「バラつきがあった」という投球フォームも一から作り直した。「よく投げてくれた。成長した」と法大・青木久典監督。試合を重ねる毎に自信もつけてきた2年生右腕は、「次は完封したい」と真っ直ぐに前を向いた。

■法政大vs早稲田大2回戦
法政大  002 011 000=4
早稲田大 000 000 002=2
【法】○高田、朝山-中村浩
【早】●今西、増田、徳山、西垣、柴田-岸本

◎法政大・青木久典監督
「高田に尽きますね。よく投げてくれたと思います。欲を言えば、ですけど。甘くはないですね。(高田は)1勝したのが一つ自身になった。最初の立大戦から2戦目に投げさせているけど、ゲームの中でも気の緩みみたいなものがあったが、今日はしっかりと投げてくれた。丁寧さも感じましたし、油断することなく投げていた。成長したんじゃないかと思います。明日は菅野がやってくれるでしょう。意地を見せてくれるでしょう」

◎法政大・高田孝一(2年・平塚学園)
「同学年の今西との対決で負けられないと思っていた。今日は真っ直ぐに力があった。カウントが取れたし、変化球も低めに集まっていた。スライダーが切れていた。だんだん試合を重ねるに連れて抑えられるようになって、自信も付いてきた。後半に打たれてしまったのは自分の力の無さ。次は完封したい」