2試合続けて接戦となり3回戦に持ち込まれた明大と立大の一戦は、明大が森下暢仁投手(3年・大分商)の5安打11奪三振完投と越智達矢外野手(4年・丹原)の決勝2ラン本塁打で勝利。この結果、優勝争いは勝ち点3で並ぶ明大と慶大に絞られた。
※19日からの明大対慶大で、慶大が連勝した場合のみ優勝が決定する。

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体重も入学時から7kg増えて、球速も徐々に上がってきた森下

 

 1回戦では7回に捕まり、勝利を逃していた森下だが、この日見事な雪辱劇をリーグ戦初完投というおまけ付きで見事に演じた。
 1回戦では速球が狙い打たれたこともあり、変化球主体の投球を西野真也捕手(3年・浦和学院)と話し合ったという森下はチェンジアップを有効に使い、時には140km/h後半から150km/hを超えるストレートを投げ込んで立大打線を抑えていった。
 そして、4回には自らのバットでライト線へ華麗な二塁打を放って先制点を挙げた。7回にはストレート勝負が裏目に出て同点に追いつかれてしまったが、その裏に越智の本塁打で2点のリードをもらうと、8回・9回は3人ずつで抑えて勝利を掴んだ。
 試合後、森下は「昨日の試合が自分を変えてくれました」と、強い雨が降りしきる2回戦で1勝1敗のタイに戻してくれた仲間たちに感謝を述べ「エースとしての投球ができるように責任感を持って臨んでいきたいです」と慶大との首位決戦に向けて力を込めた。

 

決勝本塁打を放った越智は「打った瞬間行ったと思いました」と会心の一打を笑顔で振り返った。

 

★立教大vs明治大3回戦
立大 000000100=1
明大 00010020X=3
【立】川端健、●江口、手塚−藤野
【明】○森下暢−西野
本塁打:明大・越智(7回2ラン)

◎明治大・善波達也監督
「森下はエースらしい内容のある投球をしてくれました。緩急を上手く使いながら投げてくれました。西野のリードも合わせてナイスバッテリーでした」

文・写真=高木遊