明大が9対4で早大に打ち勝ち、今カード2勝1敗として勝ち点1を獲得。“奪還”へ向けた挑戦権を手にした。

初回、森下智のタイムリーに沸く明大ベンチ

 

この試合のハイライト動画はこちら!

 

 第1戦と同じ、早大・小島和哉(4年・浦和学院)、明大・森下暢仁(3年・大分商)の
両先発で始まった一戦。その立ち上がり、1四球1安打も150キロ超のストレートで無失点に抑えた森下に対し、小島がボール先行の苦しいピッチング。2日前に明大打線を9回5安打2失点に抑え込んだ姿はなく、1死満塁から押し出し四球で1点を失うと、2死後に7番・森下智之(4年・米子東)にセンター前タイムリーを浴び、さらに守備も乱れ、初回から計3安打3四球2失策で5点を失った。
前日21安打15得点を奪った明大打線は、この日も初回に打者一巡の猛攻を見せた後、続く2回にも5番・越智達矢(4年・丹原)のタイムリーで1点を追加。5回表に早大に代打・鈴木萌斗(1年・作新学院)のタイムリーなどを許して2点差に詰め寄られたものの、直後の5回裏に1死1、2塁からピッチャーの森下暢が「打ったのはスライダー。いい所に飛んでくれた」と左中間を破る2点タイムリー2塁打、さらに3番・吉田有輝(4年・履正社)にもタイムリーが生まれて9対4とリードを広げた。

先発の森下暢は6回表に1死満塁のピンチを招いて降板したが、2番手の磯村俊平(1年・中京大中京)が無失点で切り抜ける好救援を見せ、8回途中からは伊勢大夢(3年・九州学院)、高橋裕也(4年・向上)と繋いで逃げ切り勝ち。初戦敗退からの2連勝で勝ち点を2に積み上げ、「立教と慶應がいいスタートを切っている。何とか食らい付いて行けるようにしたい」と明大・善波達也監督。1週あけた5月12日からの第5週で立大、その翌週の第6週では慶大との対決へ向け、早くも闘志を燃やした。

明大・先発の森下暢

■早稲田大vs明治大3回戦
早稲田大 000 040 000=4
明治大  510 030 00X=9
【早】●小島、早川、今西-岸本
【明】〇森下暢、磯村、伊勢、高橋裕-西野

◎明治大・善波達也監督
「初回に点を取って、森下(暢)が良い立ち上がりからきちっとゲームを作ってくれた。ただミスが出たら点を取られる。もっと守りの精度、やるべきことの精度を上げていかないといけない。その中でも、磯村が好救援をして、いい仕事をしてくれた。森下(暢)も2点差に詰め寄られたところでピッチング以上にバッティングでいい仕事をした。大きな一打でした」

◎明治大・森下暢仁投手(3年・大分商)
「初回に四球とヒットでランナーを許したんですけど気持ちが入っていた。そこから緩急を使ったピッチングを意識して、自分の投げたい球を投げることもできた。(2点タイムリーは)点を取られた後でしたし、取り返したいという気持ちもあった。打ったのはスライダー。いい所に飛んでくれました」

◎明治大・森下智之(4年・米子東)
「(初回のタイムリーは)ピッチャーを助けたかったので、ちょっとでも多く点を取れたらと思って打席に入った。詰まったんですけど、(センター前に)落ちてくれた。初回から良い雰囲気で攻撃ができていると思います」