ノースカロライナ州立大学DEブラッドリー・チャブは、2018年ドラフト随一のエッジラッシャーだ。193 センチ122キロの体格を持ち、40ヤード走ではDLの中で2番目に速い4秒65、ベンチプレスでは24回を記録した。ラン守備では先発しはじめた2年時から3年間に渡って、ロスタックルを量産した。3年生からは手の使い方を覚えたことで、パスラッシャーとしての才能も開花し、OLやTEを圧倒。年連続で10QBサックを挙げた。ラン守備とパス守備、どちらでも活躍できる万能選手だ。

チャブは1年生の時からスペシャルチームで出場機会を得ていたが、先発につき始めたのは2年時、高校までのOLBからDEにポジションを変えた時だった。13試合に出場し、12ロスタックル、3ファンブルフォースと、ビッグプレーメーカーとしてチームに貢献しはじめた。3年時にはロスタックルを22回にまで増やし、ドラフトに参加する選択肢もあった。しかし、2017年ドラフトは1位指名のクリーブランド・ブラウンズDEマイルズ・ギャレットを始め、エッジラッシャーの上位指名が予想される選手が多く、1巡目の後半での指名が予想されたため進級を選択。4年時はさらに記録を伸ばし、73タックル25ロスタックルを記録し、オールアメリカを選出する5つの媒体全てで1軍に選出され、最優秀DEに与えられるテッド・ヘンドリックス賞を受賞した。

コンバイン時のインタビューで「俺は高出力、高エネルギーで、熱烈。QBだろうと誰であろうと、ボールを持っている選手を全力で追いかける。仕留めるためには50ヤードだって追いかけるさ。パスラッシュでもラン守備でも俺は活躍できる」と、自身の能力をアピールした。

第2位の指名権をもつニューヨーク・ジャイアンツをチャブが訪問しており、ジャイアンツ側も「非常に歓心した」と高評価。元オールプロDEジェイソン・ピエールポールをタンパベイ・バッカニアーズのドラフト3巡目と4巡目の指名権とトレード済み。後釜にすえることも考えられる。ジャイアンツが指名しなかった場合、昨季NFLで最も少ない25QBサックに止まった6位指名のインディアナポリス・コルツにとっては、弱点を補強するチャンスとなる。サンフランシスコ49ナーズはジョン・リンチGMがエッジラッシャーを探していると明言しているため、9位まで残っていれば指名が考えられる。