<練習試合:日本ハム3-1中日>◇20日◇名護新人のアピール合戦だ。日本ハムは1軍がキャンプ休日の20日、沖縄・名護で中…

<練習試合:日本ハム3-1中日>◇20日◇名護

新人のアピール合戦だ。日本ハムは1軍がキャンプ休日の20日、沖縄・名護で中日との2軍練習試合を行った。

ドラフト3位大塚瑠晏内野手(22=東海大)が“プロ初安打”&美技で輝きを放つと、途中出場の同4位藤森海斗捕手(18=明徳義塾)も2安打で14日紅白戦から実戦3打席連続安打と存在感が際立った。21日から2軍に再合流する同2位エドポロ・ケイン外野手(22=大阪学院大)も、実戦13打席ぶり安打と結果を残した。

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「9番遊撃」で出場した大塚が、実戦4打席目で待望の初安打をマークした。2回2死、カウント2-2から、左腕の中日松葉の高め直球を捉えた。爽快な右前打に「実戦で初めての安打が出てほっとした」と安堵(あんど)した。

14日の紅白戦まで実戦2試合に出場し、3打席で外野フライ2本と内野ゴロ。三振はなかったが、思うようにボールを捉えきれていなかった。修正のヒントをくれたのは、同じ左打者の稲葉2軍監督だった。「ちょっとタイミングを取るのが遅いかな」。07年首位打者に輝いたレジェンドの助言を受け「トップに入るところを少し早く」と、準備動作を微調整した。

右足の上げ方は、逆にゆとりを持って臨んだ。プロ入り後は「(投手の)ボールの強さもあって急いでいた」と余裕を失っていたが、「間を作るような上げ方にしました。大学時代に良かった時がそういう感じだったので」。原点に立ち返り、結果が出た。

得意の守備では5回、山本の三遊間に飛んだ鋭いライナーを、ダイビングしながらバックハンドキャッチ。事前にやや三遊間寄りにポジションを移動し、「一歩目がすごくいい感じに切れた」。攻守で存在感を示した。

高卒ルーキー藤森も実戦3打席連続安打と好調で、「年下ですけどバッティングがうまいので、すごく勉強にもなりますし、負けていられない」。同期からも刺激を受けながら、開幕1軍をたぐり寄せる。【永野高輔】