◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(20日、ミラノ・スピードスケート競技場) 女子1500メートルが行われ、世…
◆ミラノ・コルティナ五輪 ▽スピードスケート(20日、ミラノ・スピードスケート競技場)
女子1500メートルが行われ、世界記録保持者の高木美帆(TOKIOインカラミ)が6位。金メダル獲得を目指した本命種目でメダルを逃した。4度目の五輪は3個のメダルを獲得し、通算メダルは日本女子最多の10個になった。高木のミラノ五輪を振り返る。
▽2月6日 9日の初戦、1000メートルに向け調整。同種目は2連覇がかかる中「冷静というより、燃えていくみたいな感じの気持ちでいる」。
▽9日 2連覇に挑んだ女子1000メートルは、1分13秒95で銅メダル。通算8個目のメダルを獲得し、冬季五輪日本勢最多を更新。「表彰台に上った時に銅メダルを見て『この色が今の私の実力なんだ』と思った時に、ゴールした直後よりも悔しさが湧き上がってきた。ちょっと不思議な時間差があった」「このままでは終われない」
▽13日 ウイリアムソン師円コーチが、高木の500メートル出場を明言。補欠登録ながら出場の決定権は保持していた。
▽14日 女子団体追い抜きで、高木美帆、佐藤綾乃(ANA)、堀川桃香(富士急)で臨んだ日本は2分55秒52の2位で準決勝へ。高木は「1位通過のいいところで準決勝を迎えたかったので最後、私がスピードをとても落としてしまったところが最大の原因」と反省。
▽15日 500メートルで37秒27をマークして銀メダルを獲得。五輪通算メダル数は日本女子史上最多を更新する9個(金2、銀4、銅3)。「1000メートルでの銅メダルっていうのはすごい悔しい気持ちもあったんですけど、ちょっと500メートルの銅メダルはまた違う思いはありますね」
▽17日 女子団体追い抜き準決勝で、オランダに0秒11差で敗れて3位決定戦へ。決定戦では、高木美帆(TOKIOインカラミ)、佐藤綾乃(ANA)、堀川桃香(富士急)、野明花菜(立大)で臨み米国に勝って銅メダル。冬季五輪で過去最多だった前回2022年北京五輪の18個(金3、銀7、銅8)を超えて、今大会で冬季日本史上最多となる通算19個目(金4、銀5、銅10)のメダル獲得を達成。夏冬通じて歴代3位の10個目のメダルを手にした高木は、大会3つめの銅メダルに「もうおなかいっぱいですよ」。
▽20日 初の金メダル獲得を狙った本命の1500メートルは、1分54秒86でまさかの6位。後半に失速した。レース後の取材エリアでは、姉で18年平昌五輪2冠の高木菜那さんからインタビューを受け「出し切れたと思います。今までやってきたことを思い返すと、だんだん1500メートルが走れなくなるのを感じている中で、この結果は受け入れている部分もある」「今一番感じてるのは、ああ、自分の挑戦は終わったんだなっていうところですかね」