ドジャースがメッツからFAになった抑えのエドウィン・ディアス投手と3年6900万ドル(約107億円)で合意した、と9日…

 ドジャースがメッツからFAになった抑えのエドウィン・ディアス投手と3年6900万ドル(約107億円)で合意した、と9日(日本時間10日)、米メディアが一斉に報じた。未明の日本でもネットは大盛り上がりとなり、「あの登場曲を聴けるのは激アツ」といった声がわき起こった。

 ディアスと言えばトランペットの音色とともにブルペンから登場してくるシーンが有名だ。テイミー・トランペットの曲「Narco」が球場に響き渡ると、スタンドのファンも一気に盛り上がる。クローザーという立場を踏まえても勝利を確信させるかのような“魔曲”だ。

 昨年のドジャースとのリーグ優勝決定シリーズでもNHK解説が「生で見てみたかった」と語るほどの名シーン。それだけに日本のファンも「来年からあの登場曲を聴けるのは激アツ」「ナルコがドジャースタジアムで鳴り響くのが今から楽しみ」「ディアスの登場曲ほんとにカッコよくて大好き」「凄いでこれは!」とつぶやいた。

 ドジャースは昨オフに4年7200万ドル(約116億円)の大型契約で抑えとして獲得したスコットら救援陣が精彩を欠き、ブルペン強化は今オフ最大の課題だった。

 プエルトリコ出身のディアスはメジャー10年目の今季、62試合に登板し、6勝3敗28セーブ、防御率1・62の好成績。自身2度目の球宴選出を果たした。通算成績は520登板、28勝36敗253セーブ、防御率2・82をマークしている。

 ヤンキース以来のワールドシリーズ3連覇へ、ドジャースが課題だったクローザーの補強に成功した。