日本ハム・福島蓮投手が9日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、前夜に震度6強の地震に見舞われた故郷・青森県八戸市…
日本ハム・福島蓮投手が9日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行い、前夜に震度6強の地震に見舞われた故郷・青森県八戸市を思いを寄せた。
発生直後に家族に連絡。幸い実家に大きな被害はなく、棚のものが落ちた程度という。「びっくりしましたけど、大丈夫でした」と、胸をなでおろした。
今季は後半戦で先発ローテに定着して5勝0敗、防御率2・25と飛躍を遂げた22歳。知名度も上がり、今月4日には新青森駅の1日駅長を務めたばかり。今月は地元での野球教室にも参加予定となっている。
青森県出身の現役プロ野球選手は西武・外崎、阪神・木浪らがいるが少数派。新たなスター候補の右腕は「野球を通じて少しでもみなさんが楽しんでくれるように、勇気づけられるようなプレーができたら」と、不安な日々を過ごす故郷を気遣った。