ヤクルト古賀優大捕手(27)が都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1650万円アップの3000万円で更改した。今季…
ヤクルト古賀優大捕手(27)が都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1650万円アップの3000万円で更改した。
今季は自己最多となる87試合に出場し、打率2割8分、盗塁阻止率5割をマークした。「けがから復帰して、1年間戦う野球の楽しさを感じた。同時に1年間、試合に出続けることの大変さも感じたシーズンだった」と振り返った。
このオフから新たに選手会長に就任した。球団側には「球団、選手、コーチ、監督、フロント、全員でいいチームをつくっていきたい」と思いを伝えた。「選手会長を任せていただいているからには先頭に立ってチームを引っ張っていかないといけない。まずはプレーでいい影響を与えられれば」と勝つ集団に束ねていく。
来季の目標を記す色紙には「正捕手」とペンを走らせた。自主トレは正捕手を争う中村悠と一緒に行い、切磋琢磨(せっさたくま)する。「また来シーズンに向けて、一から正捕手になるんだという思いでしっかり練習したい。試合に出続ける体力だったり、全てにおいてレベルアップをしないといけないことがたくさんある」と表情を引き締めた。(金額は推定)