出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する現役ドラフトが9日、オンラインによる非公開で行われた。今年で4度目の開催となり…

出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する現役ドラフトが9日、オンラインによる非公開で行われた。今年で4度目の開催となり、2巡目は実施されなかった。

今回はDeNA⇔中日、日本ハム⇔巨人、オリックス⇔西武の組み合わせで移籍が成立。SNSでは「実質トレードやん」「平沼は移籍先が全部パリーグなの面白い」「3球団はただのトレードになってる」といった声が上がった。

DeNAからは7年目の知野直人内野手(26)が中日へ。中日からは3年目の浜将乃介外野手(25)がDeNAへ移籍。日本ハムからは高卒4年目の左腕・松浦慶斗投手(22)が巨人へ。巨人からは1軍経験豊富な菊地大稀投手(26)が日本ハムへ移籍した。

オリックスからは、23年に一時リードオフマンとして活躍した茶野篤政外野手(26)が西武へ。西武からは日本ハムにも在籍した平沼翔太内野手(28)がオリックスへ移籍。平沼はこれが3球団目の移籍となる。

今年の現役ドラフト結果は以下の通り。

阪神 井上広大外野手(24)がロッテへ移籍

DeNA 知野直人内野手(26)が中日へ移籍

巨人 菊地大稀投手(26)が日本ハムへ移籍

中日 浜将乃介外野手(25)がDeNAへ移籍

広島 大道温大投手(26)がヤクルトへ移籍

ヤクルト 浜田太貴外野手(25)が阪神へ移籍

ソフトバンク 佐藤直樹外野手(27)が楽天移籍

日本ハム 松浦慶斗投手(22)が巨人へ移籍

オリックス 茶野篤政外野手(26)が西武へ移籍

楽天 辰見鴻之介内野手(25)が広島へ移籍

西武 平沼翔太外野手(28)がオリックスへ移籍

ロッテ 中村稔弥投手(29)がソフトバンクへ移籍