中日ドラフト1位青学大・中西聖輝投手(21=智弁和歌山)が万全の状態で2月のキャンプに入れそうだ。9日、新人9選手が本拠…

中日ドラフト1位青学大・中西聖輝投手(21=智弁和歌山)が万全の状態で2月のキャンプに入れそうだ。9日、新人9選手が本拠地バンテリンドームの施設見学に訪れた。グッズショップでは「ユニホームやタオルが並んでいるのを見て、自分のが並んだ時に買いたいなと思ってもらえるような選手になりたいと思った」と改めて活躍しグッズが売れることを願った。

中西は日程上の都合でほかの選手より先に11月下旬にメディカルチェックを受けており「納得いくもの。心配する部分も出てこなかった。全身を通してCT、MRI、エックス線というものを全部撮ってもらったが、問題のある箇所はなかった」と肩、肘、腰と元気いっぱいのようだ。

11月の神宮大会決勝では中2日で127球完封で連覇に貢献。「神宮大会、リーグ戦の疲労はもうほとんど抜けてきているので、今は強度の高いウエートトレーニングだったりランニングに取り組んでいる」と、プロ生活に向け体をつくっている。NPB公式球も投げ「大学のボールよりもしっとり感とか皮の質はいいなと思ったので」と、なじんできている。

23年ドラフト1位草加勝投手(24)は入団直後に右肘のトミー・ジョン手術、24年1位の金丸夢斗投手(22)も関大時代の腰痛の影響でキャンプ2軍スタート、1軍デビューは5月だった。今年のドラフト1位は2月キャンプへ向け順調に調整を進めている。