来季J2降格が決まった湘南ベルマーレの大多和亮介新社長(43)が9日、平塚市内で、就任会見を行った。親会社のRIZAPグ…
来季J2降格が決まった湘南ベルマーレの大多和亮介新社長(43)が9日、平塚市内で、就任会見を行った。
親会社のRIZAPグループが絡む大幅な経営陣刷新によって大きな波紋を呼んでいる中、ネイビーのセットアップ姿で登場した大多和新社長は「経営としてはとにかく目の前の1つ1つの仕事、1人1人のお客さまに向き合っていく。ベルマーレとして唯一無二のところも絶対になくさないように大切にしながら次の成長を目指していけるようにしたい」と意気込んだ。
一部報道であったクラブから親会社RIZAPグループへの貸付についても言及した。24年度の財務状況が悪く「債務超過が際どかった。ありとあらゆる手を使って最終的な着地を少しでもよくしようとした。わずかだけど利息が付くのであればということで判断した」と経緯を説明した。4度にわたって貸付をし、合計金額は6億円に及ぶという。大多和新社長は、当時財務担当として、社長だった坂本紘司氏の判断を仰ぎ、取締役会で議論した上で決定したことも明かした。