来季J2降格が決まった湘南ベルマーレの大多和亮介新社長(43)が9日、平塚市内で、就任会見を行った。親会社のRIZAPグ…

来季J2降格が決まった湘南ベルマーレの大多和亮介新社長(43)が9日、平塚市内で、就任会見を行った。

親会社のRIZAPグループが絡む大幅な経営陣刷新によって大きな波紋を呼んでいる中、大多和新社長は「ファン・サポーターのみなさまには不安な気持ちにさせてしまって申し訳ない」と謝罪した。

長年クラブを支えた真壁潔会長と坂本紘司社長が退任し、RIZAPグループ専務の塩田徹氏が新たに会長となり、大多和副社長が社長に昇格した。大改革によってクラブの今後を懸念するファン・サポーターの声も上がっているが、大多和社長は「実際、RIZAP側の気持ちも分かるというか、出すからには彼らにも責任が伴う」と寄り添いつつ「私はRIZAPの人間でもなく、ベルマーレの株主でもない。間に立てるのは自分しかいないのではないか。市民クラブの誇りをRIZAPグループに伝える、通訳することは覚悟しています」と決意を示した。