プロ野球の現役ドラフトが9日、実施され、日本ハムから松浦慶斗投手が巨人へ移籍することが決まった。 松浦は身長186セン…

 プロ野球の現役ドラフトが9日、実施され、日本ハムから松浦慶斗投手が巨人へ移籍することが決まった。

 松浦は身長186センチ、103キロの大型左腕。大阪桐蔭高3年時に春夏連続で甲子園出場。2021年度ドラフト7位で日本ハムに入団した。ルーキーイヤーの22年にプロ初登板。24年は5試合に登板してプロ初ホールドを挙げるなど、防御率2・25。今季は1軍登板がなかった。

 巨人は昨年の現役ドラフトでも日本ハムから田中瑛斗投手を獲得。右の中継ぎとして62試合に登板し、シュートを武器に活躍した。

 巨人・阿部監督は松浦について、「松浦投手は体も大きく、球威もある投手、ジャイアンツの投手陣の中で十分、競争できるのではないかと思っていますし、先発の争いに入ってくれれば嬉しいです」と期待。

 日本ハムへ移籍が決まった菊地大稀投手については「菊地投手はジャイアンツでの経験を生かし、新たなチームで持ち味を存分に発揮してもらいたい」とコメントした。