<現役ドラフト>◇9日出場機会に恵まれない選手の移籍を促す現役ドラフトが9日、オンラインによる非公開で行われた。ヤクルト…
<現役ドラフト>◇9日
出場機会に恵まれない選手の移籍を促す現役ドラフトが9日、オンラインによる非公開で行われた。
ヤクルトからはプロ7年目の浜田太貴外野手(25)が同リーグの阪神へ移籍することが決まった。今季は開幕1軍スタートを切ったものの打撃不振で2軍調整が続き、シーズン終盤の8月29日に約4カ月ぶりの1軍復帰。即スタメン出場で今季1号を放つなど猛アピールを見せた。その後はスタメンを外れる試合もあったが、最終戦となった敵地広島戦(マツダスタジアム)では第1打席で先制の今季4号ソロを放ち、勝利に貢献した。
プロ7年間で255試合に出場し、打率2割1分2厘、18本塁打、53打点を記録。今季は対DeNA戦で打率3割6分4厘をマークし、カード別でトップの成績だった。 SNSでは「濱田うらやましい」「阪神ユニ似合いそう」「ハマる予感しかない」「横浜キラーやん」などの声が寄せられている。
◆浜田太貴(はまだ・たいき)2000年(平12)9月4日生まれ、北九州市出身。明豊では2年夏に甲子園8強進出。18年ドラフト4位でヤクルト入団。19年9月25日中日戦で初出場。20年9月20日広島戦では球団史上最年少で先頭打者本塁打をマーク。通算255試合、18本塁打、53打点、打率2割1分2厘。来季推定年俸1600万円。177センチ、81キロ。右投げ右打ち。