プロ野球の現役ドラフトが9日、実施されて西武から平沼翔太外野手がオリックスへ、オリックスから茶野篤政外野手が西武へ移籍…
プロ野球の現役ドラフトが9日、実施されて西武から平沼翔太外野手がオリックスへ、オリックスから茶野篤政外野手が西武へ移籍することが決まった。両球団が相思相愛で選手が入れ替わる“トレード”のような形となった。
平沼は敦賀気比から15年度ドラフト4位で日本ハム入団。21年シーズン途中に西武へトレード移籍した。25年シーズン成績は60試合で打率・218、11打点で本塁打なし。今季のオリックス戦では10試合で打率・344と得意としていた。
守備では内外野を守るユーティリティー性が光る。なお、妻はタレントの森咲智美。
一方の茶野は四国ILp・徳島から2022年度育成ドラフト4位でオリックス入団。23年オープン戦でアピールしてシーズン前に支配下登録された。同年3月31日の西武との開幕戦で「8番・右翼」でスタメン出場を果たした。
同年6月1日の広島戦ではプロ初アーチとなる満塁本塁打。この年は91試合で打率・237、1本塁打、23打点でチームの3連覇を支えた。
なお、今回が4回目の現役ドラフト。2球団間で選手が入れ替わる形となったのは過去に22年のDeNAと中日で細川成也外野手と笠原祥太郎投手、23年のソフトバンクと日本ハムで水谷瞬外野手と長谷川威展投手の例がある。今回は平沼と茶野のほかに、巨人と日本ハムで松浦慶斗投手と菊地大稀投手、DeNAと中日で浜将乃介外野手と知野直人内野手。