<現役ドラフト>◇9日楽天は9日、現役ドラフトでソフトバンク佐藤直樹外野手(27)を獲得した。プロ6年目の今季は自己最多…
<現役ドラフト>◇9日
楽天は9日、現役ドラフトでソフトバンク佐藤直樹外野手(27)を獲得した。
プロ6年目の今季は自己最多の104試合に出場。打率2割3分9厘、5本塁打、18打点、10盗塁はすべてキャリアハイだった。走攻守3拍子そろい、レギュラー候補として期待される。球団では手薄な右打ちの外野手を補強する形となった。
佐藤はJR西日本から19年ドラフト1位でソフトバンクに入団も、23年オフには戦力外通告を受け育成落ちも経験した苦労人だ。通算262試合で打率2割5厘、7本塁打、28打点、17盗塁。先月28日に行われた契約更改では「1年間、ケガなく1軍にいれたのは自信になった。でもポストシーズンはベンチ入りできなかったので、もっとスタメンで頑張れるようにしたい」と来季に向けて意気込んでいた。
楽天外野陣は国内FA権を行使した辰己の去就が流動的な状況だ。さらに両打ちの田中和を除けば、右打ちの外野手は吉野、ゴンザレスしかおらず、手薄なポジションだった。走攻守3拍子そろい、中堅も守れる佐藤の獲得は戦力底上げにつながりそうだ。
また、楽天からは辰見鴻之介内野手(25)が広島に移籍する。