阪神の新人・佐野大陽内野手(23)が9日、兵庫・西宮市内で契約交渉に臨み、30万円増の年俸730万円で更改した。プロ1年…
阪神の新人・佐野大陽内野手(23)が9日、兵庫・西宮市内で契約交渉に臨み、30万円増の年俸730万円で更改した。
プロ1年目の今季は、1軍出場登録を果たしたものの、出場には至らず。オープン戦では1打席に立ち、無安打。2軍を主戦場とし、91試合に出場。308打数82安打、打率2割6分6厘、23打点、28四球、5盗塁をマーク。オフには、今月上旬まで台湾で行われたウインターリーグに参戦。武者修行を終えたばかりだ。
球団とは今季のことに加え、「来シーズンの課題とオフの過ごし方」も話し合ったといい、「すごく悔しいシーズンだった」と振り返った。課題を「一番は守備」と挙げて、「1軍に上がれたのはいいものの、(試合には)出られなかった。来年に向けてどうするかを課題とともに向き合って、課題が明確になったシーズンでした」と総括した。
今オフは同郷の中日村松開人内野手(24)と自主トレ予定といい、「ずっと1軍で出られるような選手になりたいですし、新しい選手も入ってきますし、より一層、意識を180度変えて頑張っていきたい」と意気込んだ。(金額は推定)