プロ野球人の社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」の第26回表彰式が9日、都内で行われ、受賞した阪神の近本光…

 プロ野球人の社会貢献活動を表彰する「ゴールデンスピリット賞」の第26回表彰式が9日、都内で行われ、受賞した阪神の近本光司(31)が出席した。阪神での受賞は矢野前監督以来、5人目。1球団からの5人選出は過去最多となった。

 近本は2020年から「近本シート」を実施し、淡路市在住者を年間240人招待。24年には一般社団法人「LINK UP」を設立して離島支援や地方創生活動に注力し、地元・淡路島や離島の子どもたちに向けた野球教室を開くなど社会貢献活動を行ってきた。

 表彰式では自身の登場曲であるC&Kの「ドラマ」に合わせて笑顔で登場し、舞台上であいさつを行った。「この賞は以前矢野前監督が受賞された際に、僕もこの賞を取ることができるような人になりたいと、その当時思っていました」と受賞の喜びを語り、「多くの子どもたちと関わる中で、地域のために、教育のために、これからの未来の社会のために、プロ野球選手として、個人の近本光司としてこれからも長く関わっていきたい」と社会貢献の継続を誓った。