広島佐々木泰内野手(22)が「筋肉増強」で2年目の躍進を目指す。7日は広島・呉市内のクレイトンベイホテルで開催された「カ…

広島佐々木泰内野手(22)が「筋肉増強」で2年目の躍進を目指す。

7日は広島・呉市内のクレイトンベイホテルで開催された「カープファンフェスタくれ2025」に末包昇大外野手(29)、矢野雅哉内野手(26)らと参加。トークショーで「毎晩ウエートトレーニングをしています。筋力という点で課題が見えて、ますはそこに着手しています」と明かした。

新井貴浩監督(48)の助言がきっかけだった。ファン感謝デーの際にアドバイスをされたという。「『俺も現役の時はオフの時に毎日ウエートしていた』と。ウエートの重要性を感じているので、やっています。あとは1年間戦える体を」。礼儀正しく、オフも各種イベントで引っ張りだこだが、ファンとふれ合いながらも、裏ではきっちり練習を積んでいる。

ルーキーイヤーの今年は54試合に出場し、打率2割7分1厘、0本塁打、6打点をマークした。故障で出遅れ、1軍に上がってからも、再びケガで2軍に降格。1年目の経験は悔しさも含めて来季に生かしたい。10月にかねて交際していた一般女性と結婚したばかり。「危機感もありますし、責任感を持ってやりたいと思っている」と気持ちを引き締める。

イベントでは約400人のファンの前で「規定打席を目標に。(本塁打は)2桁いきます」と宣言した。オフの間でパワーアップ。来季こそ初本塁打で弾みをつけ、一気に2桁のアーチを放つつもりだ。