◆第26回チャンピオンズカップ・G1(12月7日、中京競馬場・ダート1800メートル、良) 秋の砂王決定戦は3~9歳の1…

◆第26回チャンピオンズカップ・G1(12月7日、中京競馬場・ダート1800メートル、良)

 秋の砂王決定戦は3~9歳の16頭によって争われ、クリストフ・ルメール騎手が騎乗した5番人気のシックスペンス(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)は11着に終わった。

 23年9月のデビューから3連勝でスプリングSを制覇。24年の毎日王冠、今年の中山記念と芝1800メートルの重賞を3勝した。その後、G1の2戦で結果が出ず、前走からダートに挑戦。南部杯でいきなり2着と好走したが、砂2戦目もVには届かなかった。来春で定年引退となる国枝調教師は芝でJRA・G1を22勝しているが、JRAダートG1は開業36年目で初の出走だった。

 1着は3番人気のダブルハートボンド(坂井瑠星騎手)で勝ちタイムは1分50秒2。2着は2番人気のウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)、3着は7番人気のラムジェット(三浦皇成騎手)だった。

 松山弘平騎手(アウトレンジ=5着)「スタートがよくて、いい位置で流れに乗れました。3、4角で少しズブさを出して、そこで置かれてしまった。ある程度、位置をキープしたかったので、そこでしんどくなりました。それでも最後まであきらめずに5着とよく頑張ってくれました」

 岩田康誠騎手(ハギノアレグリアス=6着)「夢を見たけどね。年のせいか、最後の踏ん張りが…。勝ち馬の後ろをスッと進めたけどね。よく走っていると思います」

 国分優作騎手(テンカジョウ=7着)「ゲートはギリギリでした。促しても後ろからになりましたが、いい脚を使ってくれました。大きな舞台で乗せてもらったことに感謝しています」

 池添謙一騎手(サンライズジパング=8着)「今週しっかり追い切って、パンプアップしているなと思いましたが、この後に良くなりそうな感じもありました。今後を考えて、内を回って、砂をかぶせる競馬。3、4コーナーを回る時の手応えはすごくよかったですが、直線で挟まれてしまい…。跳びの大きな馬ですから。今日の感じなら復活するのではと感じましたし、まだまだやれる馬です」

 西村淳也騎手(セラフィックコール=9着)「ラストまで集中して走ってくれました。距離はもう少しあってもいいぐらいだと思います」

 佐々木大輔騎手(ペリエール=10着)「いいところで競馬はできましたが、1800メートルは長いのかな。相手も強いので、何とも言えませんが。器用なところは見せてくれましたが…」

 クリストフ・ルメール騎手(シックスペンス=11着)「スタートは良かったです。でもすぐに一生懸命走ってしまいました。息は入ったけど、落ちついてなかったのでいっぱいでした。1600メートルはいいと思います。もう少しリラックスしてほしい」

 藤岡佑介騎手(ペプチドナイル=12着)「枠も外なので、控える形を取ろうと思いました。ただ、最後まで走り切れていない感じです」

 原優介騎手(ヘリオス=14着)「スタートでつまづいて後ろからに。やめてしまうところがあるので、課題が見つかりました。でもフェブラリーSの時よりも状態が良かったので、課題に取り組んでいければまだやれそうです」

 フローレン・ジェルー騎手(ルクソールカフェ=15着)「スタートは出ましたし、道中も問題なく走れました。最後のコーナー回って、左に首を曲げる感じになり、そこで気持ちが切れて進んでいきませんでした」

 岩田望来騎手(ウィリアムバローズ=16着)「絡まれてしまい、息を入れるところがなかったです。自分の競馬はできましたが」