12月7日の中山5R・2歳新馬(芝1200メートル=16頭立て)は、3番人気のサムハラ(牡2歳、美浦・新開幸一厩舎、父…

 12月7日の中山5R・2歳新馬(芝1200メートル=16頭立て)は、3番人気のサムハラ(牡2歳、美浦・新開幸一厩舎、父サートゥルナーリア)が、2番手から楽々と抜け出して初陣を飾った。勝ちタイムは1分9秒4(良)。

 スタートを決めると抜群の二の脚で2番手を確保。勝負どころから楽な手応えで前との差を詰めると、残り200メートルで内から逃げ馬をかわし、最後は1馬身1/4差をつけた。石田拓郎騎手は「調教から動きが良く期待していましたし、初戦からいい内容でした。抜け出してからフワフワしていましたし、まだ幼さを残した中で勝ててすごく良かった」と喜んだ。新開調教師は「スタートして物見をしてフワフワしていたけど稽古でいいスピードを見せていたし、しっかり力を出してくれた。素直な馬で1600メートルぐらいまではこなしてくれるのでは」と今後を見据えた。