◆第26回チャンピオンズC・G1(12月7日、中京競馬場・ダート1800メートル) 今週から開幕した中京競馬場は前日から…

◆第26回チャンピオンズC・G1(12月7日、中京競馬場・ダート1800メートル)

 今週から開幕した中京競馬場は前日から降雨が全くなく、朝から芝、ダートともに「良」の発表で行われている。

 初日に6鞍行われたダートコースは圧倒的に差し有利で、直線で様相が一変するレースが目立った。勝ち馬の4角での位置取りは(15)(2)(11)(1)(4)(2)番手、2着馬に至っては(9)(10)(11)(8)(9)(11)番手とすべて差し馬だった。

 そして、この日も2レースでは3角で後方2番手だった単勝6番人気のマーゴットレーヴが直線で突き抜け、鮮やかな差し切り。3レースでは単勝8番人気で中団で脚をためていたグレイルクエストが2着。前日ほどではないが、決め脚のある馬はしっかりと直線で届く馬場だ。

 この傾向を味方にできるのがウィルソンテソーロか。過去2年は4角先頭の勝ち馬に届かず、いずれも2着。今年は馬場の後押しを受け、3度目の正直となる勝利をつかむ。