阪神長坂拳弥捕手(31)が19日、現状維持の年俸1200万円で契約を更改した。9年目は出場1試合にとどまった。「あまり振…

阪神長坂拳弥捕手(31)が19日、現状維持の年俸1200万円で契約を更改した。

9年目は出場1試合にとどまった。「あまり振り返りたくないし、振り返ることはないです。(球団側と)いろいろな話はしました。自分がしっかり応えられるように準備をしたい」と短い言葉に決意を込めた。

8月には1軍昇格後の直後に、練習のボールが頭部に当たり抹消される不運もあった。捕手は坂本誠志郎(32)梅野隆太郎(34)に加えて、日本ハムからのトレードで伏見寅威捕手(35)が加入。自身も含めて三十歳代の捕手が4人になり、競争は激しさを増す。

蓄えた経験と高い技術を誇る長坂は「選手それぞれの良さがあるので、僕ができることをしっかり出せるようにしたい」と引き締めた。(金額は推定)