DeNAからFA権を行使して楽天への移籍が決まった伊藤光捕手(36)が19日、DeNAの球団施設DOCKを訪れた。スーツ…

DeNAからFA権を行使して楽天への移籍が決まった伊藤光捕手(36)が19日、DeNAの球団施設DOCKを訪れた。スーツ姿でナインにあいさつ。「僕が過ごしてきたこの8シーズン、貴重な経験をさせていただいたので感謝しています。リーグも違うので直接対決以外は応援していただけたらうれしいですし、ちょっとでも活躍できてる姿を届けられれば、僕の決断も良かったのかなと思える日が来ると思うんで、頑張りたいと思います」とファンへメッセージを送った。

スーツ姿のため、ナインからは「引退するんですか?」と愛あるいじりを受けたと明かし「俺まだやるよって言ってました。送り出してくれてる感が、選手もスタッフも含めてありがたく感じます。まだまだ1人の野球選手としてチャレンジしたい気持ちを応援してくれてるというのは、すごくありがたい」としみじみ感謝した。

伊藤は明徳義塾(高知)から07年高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団。14年にはベストナインとゴールデングラブ賞にも輝いた。18年7月に2対2のトレードでDeNAに移籍。プロ18年目の今季は6試合の出場にとどまっていた。

通算成績は1063試合に出場し、打率2割3分5厘、30本塁打、262打点。