阪神前川右京外野手(22)が19日、100万円減の年俸3100万円で来季の契約に合意した。高卒で来季が5年目。昨年は11…
阪神前川右京外野手(22)が19日、100万円減の年俸3100万円で来季の契約に合意した。高卒で来季が5年目。昨年は116試合で左翼のレギュラーをつかんで116試合に出場したが、今季は立場を確保できなかった。
今年のドラフトで指名を受けた大学4年生と同じ世代だ。「非常に悔しい1年。来年は同級生も入ってくるが、自分のことをまずちゃんとやらないとスタートラインにも立てない」と危機感を募らせた。
とくに阪神は1位で創価大・立石正広(22)、2位で日大・谷端将伍(21)、3位で筑波大・岡城快生外野手(22)と上位指名3人が即戦力大学生だった。
他球団で同世代は西武滝沢夏央内野手(22)が二塁、遊撃のレギュラーをつかみ125試合に出場。野手ではトップクラスだ。
投手では達孝太(21)が筆頭におどり出た。デビューから先発で7連勝という日本記録を作り、今季8勝2敗の大ブレーク。CSでも奮闘した。高校時代は智弁学園の前川、天理の達というライバル関係だった。
前川はドラフト4位入団。同期でドラフト1位だった森木大智投手(22)は今季で戦力外になり、岐路に立っている。7位の中川勇斗捕手(21)は今季初めて1軍出場と飛躍の足がかりをつかんだ。
また、入団1年目の嶋村麟士朗捕手(22)は独立リーグ経由でプロ入り。育成契約ながら藤川球児監督(45)は能力を高く評価していることを明かしている。
他球団では同じドラフトでソフトバンク1位だった風間球打投手(22)が今季限りで戦力外になった。
(金額は推定)