日本ハムから阪神へのトレードが決まった伏見寅威捕手(35)が、22日にエスコンフィールドで開催されるファンフェスティバル…

日本ハムから阪神へのトレードが決まった伏見寅威捕手(35)が、22日にエスコンフィールドで開催されるファンフェスティバル「F FES 2025」に出演することが17日、分かった。13日にイベント詳細が発表され、伏見も複数に組分けされた中の1チームのリーダーに指名されていたが、翌日14日のトレード発表で、参加が流動的になっていた。この日までに調整がつき、一部イベントへの出演が、決まった。

北海道出身の人気者が故郷のファンの前で、感謝と別れの思いを伝える。16日には、自身のインスタグラムで長文にわたるメッセージを挙げたばかり。現役選手として「燃え尽きるまで努力したい」との思いから、2年連続2位でチームを去ることに「欲を言えば、このチームで日本一を取りたかった」と複雑な思いも吐露。既に予定されているトークショーには出演が確定しており、当日は肉声で自身の気持ちを、しっかり届けられそうだ。

トレード発表直後、ラインで伏見と連絡を取った達は「寅威さんは『ファンフェスで話そう』って言ってましたけど、出るんですかね」と不安な心境を口にしていた。実際に、移籍が決まり、阪神側の予定との調整も必要だったが、この日までに無事、細かいスケジュールまで確認作業が完了した。ファンにとっても、おそらく最後となる公式な触れ合いの場。会場のエスコンフィールドが、熱く濃厚な惜別の思いで、あふれ返るに違いない。