レアル・ソシエダードFWオヤルサバル(28)が快進撃を続けるスペイン代表において、「極めて重要な存在」とスペイン紙マルカ…

レアル・ソシエダードFWオヤルサバル(28)が快進撃を続けるスペイン代表において、「極めて重要な存在」とスペイン紙マルカが17日に報じた。

スペインは15日にアウェーで行われたワールドカップ(W杯)欧州予選でジョージアに4-0の大勝を収め、公式戦30試合連続無敗の同国史上の最多記録を更新した。18日のトルコ戦に負けなかった場合、イタリア代表が18年から21年にかけて樹立した世界記録に並ぶことになる。

この試合で輝きを放ったのは、2得点1アシストを記録し、W杯出場をほぼ確定させたチームに大きく貢献したオヤルサバルだった。代表デビューは16年5月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦。これまで50試合に出場して21得点を記録している。特に最近のパフォーマンスは素晴らしく、直近8試合で8得点6アシストと圧倒的な存在感を示している。

同紙はこのような活躍を見せるオヤルサバルについて、「公式戦連続無敗記録を維持する活気あふれるこのスペイン代表において、極めて重要な存在となっている」と大絶賛。そして、「スタッツとプレー以外にスーパースターらしさは何も見当たらない。彼はサッカー界のスター選手のように話したり振る舞ったりしないが、ピッチ上で見せる姿は、違いを生み出す選手として評価するのに十分である」と派手さはないが、実力が申し分ないことを強調した。

その寸評通り、オヤルサバルはジョージア戦後、「ここに来て、チームに貢献できて嬉しいよ。いつも言っているけど、重要なのはチームであり、ゴールをするかどうかではない。僕は求められたことをやるためにいる。重要なのは全員が準備万端であることだ」と謙虚に語っていた。(高橋智行通信員)