「米女子ゴルフ・アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン・最終日」(16日、ペリカンGC=パー70) 西村優菜は4バーディー、…
「米女子ゴルフ・アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン・最終日」(16日、ペリカンGC=パー70)
西村優菜は4バーディー、3ボギーの69でスコアを一つ伸ばし、通算8アンダーの21位だった。年間ランキングは大会前の127位から115位に上げたが、100位以内に与えられる来季の出場権は得られなかった。西村は瞳を潤ませながらも奮闘した今週の戦いを「Qスクール(最終予選会)に向けてもいい1週間だったかな。来年もしっかりここで頑張れるように」と振り返り、来季出場権をかけた12月の最終予選会へ前を向いた。
ホールアウト後の中継局WOWOWでのインタビューは以下の通り。
◇ ◇
-最後素晴らしいバーディーで1アンダーだった。今日のラウンドを振り返るとどうか。
「16番、曲げてしまってはいたんですけど、やっぱりあそこはちょっとアンラッキーだったなっていうのがあって。でも難しい18番で取り返せたのはすごくうれ嬉しかったです。
-この4日間、1打1打に集中して、本当に気持ちもコントロールしていたように見えた。
「自分が苦手と思ってるコースでここまでできたっていうのは、自分の中では利用的かなと思いますし、Qスクール(最終予選会)に向けてもいい1週間だったかなと思います」
-今までずっと取り組んできた努力が、今週本当に表れていたように見えた。
「自分の今年の前半戦とは全然違うゴルフをできるようになってるので、そこはすごく嬉しいですし、また来年この舞台で戦いたいっていう気持ちはすごく大きいので。Qスクール、また頑張れたらいいかなと思います」
-どんな1年間だったか。
「すごく難しくて苦しい年だったなっていう感じはあって、なかなか悪いところから抜け出せなかったのは反省点も多いですし。でもシーズン後半からは結構こいろんな材料を取り入れて取り組んで、ここまでいいところまで持ってこれたっていうのは、1年を見ても大きな成長かなと思うので、しっかり来年につなげられたらいいなと思います」
-本当に最後のバーディー、そして今週のファイトはこう、今後、そして来年にも繋がってくると思うが。
「上位勢が飛ばし屋のリーダーボードの中で少しは上位争いできたっていうのは収穫ですし、またチャンスあるコースではしっかりつかめるように、全体の自分のスキルを上げていけたらいいなと思っています」
-最後にファンに向けてメッセージを。
「日本からもたくさん応援をいただいて、すごく今日も頑張る力になりました。なかなかいいプレーはできなかったんですけど、いいフィニッシュができたのかなと思います。Qスクールにはなるんですけど、来年もしっかりここで頑張れるように。まずQスクールをしっかり頑張って、いい形で来年迎えられるようにと思います」