「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本7-7韓国」(16日、東京ドーム) 第2戦が行われ、日本代表は引き分けで2…
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本7-7韓国」(16日、東京ドーム)
第2戦が行われ、日本代表は引き分けで2連勝を逃した。試合後、井端弘和監督は厳しい表情を崩さなかった。1点リードで迎えた九回、大勢が2死から同点アーチを浴びてドロー。接戦を勝ち切れなかった一戦に、強化試合でも勝負師の血が騒いだ。
「昨日同様に先制点を取られたが、その後に追い付けた、追い越せたが…」。そう話し始めた上で指摘したのは、なかなかあと一本が出なかった拙攻。二回、四球と相手投手の失策で無死一、二塁後、犠打で二、三塁を作ったが後続が倒れた。
投手も6人の継投で9四死球。重盗で失点のシーンもあった。ピッチクロック、ピッチコムなど新ルールに柔軟に対応し、手応えも得た。それでも課題を問われると「いくつかあるが、これは首脳陣だけで共有しておけばいいので」とひと言。本戦に向けて気を引き締める。残り4カ月。収穫以上に課題に目を向け、来年3月の選考に入る。