「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本7-7韓国」(16日、東京ドーム) 侍ジャパンが韓国代表と引き分けた。九回…
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本7-7韓国」(16日、東京ドーム)
侍ジャパンが韓国代表と引き分けた。九回に大勢が同点ソロを被弾し、日韓戦11連勝を逃した。
まさかのシーンだった。九回2死、勝利まであと1アウトという状況で金周元に右中間へ同点ソロを被弾した。思わずマウンドで表情をゆがめた右腕。土壇場で同点に追いつかれてしまった。
打線は3点リードの四回に反撃開始。先頭の森下がチーム初安打となる右中間への二塁打で出塁すると、1死満塁から佐々木の中前適時打、石上、五十幡の連続押し出し四球で同点とした。
再び1点を追う展開で迎えた五回は、佐々木の押し出し四球で同点に追いつくと、石上が右前2点適時打を放ち逆転。新戦力がバットでアピールに成功した。
先発の金丸は3回3安打2失点で降板。三回に先頭の四球から1死満塁のピンチを招くと、3番・宋成文に右前2点適時打を浴び、先制点を献上。その後、重盗も決められ3失点となった。
四回から継投に入ったが、侍投手陣も制球が定まらず。2点リードの八回には高橋宏が1点差に迫られるソロを被弾した。両チーム合わせて21四死球の荒れた試合展開になった中、最後は大勢が打たれた。
井端監督は試合後「最後追いつかれてしまったんですけど、取れる時にもっと取れた。課題にしないといけない」と語った。韓国は来春3月に行われるWBCの1次ラウンドで同組となっている。