<強化試合:侍ジャパン7-7韓国>◇16日◇東京ドーム侍ジャパンが土壇場で追いつかれ、日韓戦11連勝を逃して25年シーズ…

<強化試合:侍ジャパン7-7韓国>◇16日◇東京ドーム

侍ジャパンが土壇場で追いつかれ、日韓戦11連勝を逃して25年シーズンを締めくくった。

1点リードの9回に登板した大勢投手(26=巨人)が2死無走者から同点ソロを浴び、引き分けに終わった。

試合は3回に先発した金丸夢斗投手(22==中日)が3点の先行を許したが、4回にすぐさま反撃。佐々木泰内野手(22=広島)の中前適時打、さらに石上泰輝内野手(24=DeNA)と五十幡亮汰外野手(26=日本ハム)が2者連続で押し出し四球を選んで同点とした。

その裏に2番手で登板した西口直人投手(29=楽天)が1点を失って一時勝ち越しを許したが、直後の5回に佐々木が押し出し四球を選んで同点。さらに石上が2点右前適時打を放ってリードを奪った。1点差に迫られた8回には森下翔太外野手(25=阪神)がチームとしてこの日4つ目の押し出し四球を選んで7点目を奪った。

投手陣は松山晋也投手(25=中日)が5回に3番手で登板して1回1安打無失点。6回は隅田知一郎投手(26=西武)が2四球を与えながらも1回無安打無失点。7回は高橋宏斗投手(23=中日)が3四死球と乱れて1失点し、続投した8回もソロ本塁打を浴びて2回2失点だった。

連覇を目指す第6回WBC1次リーグC組の初戦は来年3月6日、東京ドームで昨年のプレミア12で初優勝した台湾と対戦する。同7日は韓国戦、同8日はオーストラリア戦、同10日はチェコ戦という日程。C組で2位以内に入れば、舞台を米国に移して準々決勝以降を戦う。メジャー組を含めたメンバー選考は、ここから本格化。いよいよ井端ジャパンがWBC連覇イヤーを迎える。

◆2025年 侍ジャパン・トップチーム成績

3月5日強化試合

オランダ戦 5-0

3月6日強化試合

オランダ戦 9-0

11月10日練習試合

広島戦 14-11

11月15日強化試合

韓国戦 11-4