DeNA小園健太投手(22)が16日、神奈川・横須賀市の球団施設で契約交渉に臨み、30万円減の年俸660万円(金額は推定…

DeNA小園健太投手(22)が16日、神奈川・横須賀市の球団施設で契約交渉に臨み、30万円減の年俸660万円(金額は推定)で更改した。

プロ初白星を挙げたが、課題を残したシーズンだった。21年ドラフト1位で入団。4年目の今季は、7月3日の中日戦(横浜)でプロ初勝利をマークした。しかし、その後はコンディション不良に悩まされ、勝ち星を積み上げることはできず。

「1軍で投げた後ぐらいから上半身の違和感が少し出てきて。試合でバッターを抑えるイメージはついてるんですけど、そこに体がついてこなかった部分が少しある。日頃のケアはやってたつもりだったが、もっと徹底してやらないといけない」と反省した。

15試合に登板したイースタン・リーグでは収穫もあった。「今までは1イニングで一生懸命になっていたところを、9イニングトータルでピッチングを構成できるようになってきた」と、ファームで自信をつけた。

来季に向けて「去年のオフ以上にしっかりと追い込みたい。リハビリもしつつ、前の体に戻すんじゃなくて、しっかりとパワーアップした状態で戻れるように」とオフシーズンの目標を定める。

背番号18を背負う右腕は「自分がイニングをいっぱい投げるんだっていう気持ちで、先発ローテーションを狙っていきたい」。プロ5年目の来季、1軍での躍動を誓った。