広島の日南秋季キャンプは16日、第4クールを終えた。今クール2日目には今年最後の対外試合となるロッテとの練習試合が行われ…

広島の日南秋季キャンプは16日、第4クールを終えた。

今クール2日目には今年最後の対外試合となるロッテとの練習試合が行われ、この日は高や益田ら、前日の試合に登板した投手もブルペン入りした。また、3年目の斉藤が304球の投げ込み。17日の休養日を挟み、18日から21日まで最終クールが行われる。第4クールを終えた新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。

-第4クール最終日を終えて

新井監督 今までの秋のキャンプで一番充実していると思います。投手も野手もすごく成長していると思います。

-斉藤投手がブルペンで304球を投げた

新井監督 選手がその気になってくれているなと。こちら側から「こうしなさい」「ああしなさい」とは言っていないんですけど、今日も斉藤が300球以上投げましたし、高も200球以上投げたんですかね。昨日先発して3イニング投げているんですけど、本人が内容に納得がいかなかったんでしょう。自発的に投げているところはすごくいいのかなと思います。

-斉藤投手の姿勢について

新井監督 なかなか300球という数字は投げられない。それを自発的にやるということは、本人が何か思うところがあるんでしょう。また、期するものがあって、今日の球数になったんじゃないですか。

-高投手は前日の四球から失点もあり、ブルペンで投げ込み

新井監督 本人も試合で納得していないと思うけど、頭で考えて終わるんじゃなく、それを実際に行動で示している点は評価できる。

-ほかにも益田投手、菊地投手も前日の実戦登板からブルペン入り

新井監督 いいんじゃないですか。やっぱり汗をかかないと分からないからね。野手だけでなく、投手からも取り組む姿勢、来年にかける気持ちはすごく伝わってくるので、すごくいい流れだと思います。

-最終クールにも実戦を入れるか

監督 今のところ1回だけ。20日、かな。

-竹下投手の姿がなかった

新井監督 竹下はちょっと腰を(痛めた)。(離脱者は)3人目かな。頑張っている証しだから。岡本、滝田、竹下。彼にとってはいい経験だと思う。(シーズン開幕を控えた)春だったらできないこと。自分で限界を決めるんじゃなく、どこまで行けるかと、彼らはやったわけだから。これは今後にはいい経験になると思う。ケガはしたけど、評価はしたい。