日本ハムは16日、宮内春輝投手(29)、松岡洸希投手(25)、根本悠楓投手(22)と育成選手契約を結んだと発表した。支…

 日本ハムは16日、宮内春輝投手(29)、松岡洸希投手(25)、根本悠楓投手(22)と育成選手契約を結んだと発表した。支配下登録だった3人は、10月28日に戦力外通告を受けていた。背番号は宮内が「117」、根本が「159」、松岡が「116」に決まった。

 宮内は日本製紙石巻から2022年度ドラフト6位で入団。ルーキーイヤーの23年は15試合に登板し、プロ初勝利を含む1勝1ホールドをマークした。同年の秋季キャンプ中に左膝前十時靱帯(じんたい)断裂して手術。同オフに育成選手となった。24年の7月に支配下登録されるも、シーズン後に戦力外通告を受けて育成契約に。今季も7月に支配下登録されたが1軍登板はなかった。

 この日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で契約を結んだ宮内は「選手としての評価はしていると言っていただけたので、あとはもう自分の力を上げてだすだけ」と決意。4度目の支配下登録にとどまらず「1軍に上がってリリーフ陣の勝ちパターンにに入っていけるようにやっていきたい」と目標を掲げた。

 松岡は22年オフの現役ドラフトで西武から加入。23年オフに戦力外通告を受けて育成契約に。今季は3月に支配下登録されて開幕1軍入りし、4月初旬までに3試合に登板したが、以降は2軍調整が続いていた。来季は3度目の支配下登録を目指すことになる。

 根本は20年度ドラフト5位で入団。22年に13試合登板で3勝3敗、1ホールドの成績を残し、アジアチャンピオンシップのにも選出された。23年は5試合登板で3勝を挙げたが、24年は2試合の登板にとどまり、今季は1軍登板なし。8月に左肘関節のクリーニング手術を受けていた。

 また、育成の松本遼大投手(23)、清宮虎多朗投手(25)、山口アタル外野手(26)とそれぞれ再契約したことも発表した。