<明治神宮大会:北照1-2英明>◇高校の部◇2回戦◇16日◇神宮北照(北海道)は12安打を放ちながらも1得点にとどまり、…

<明治神宮大会:北照1-2英明>◇高校の部◇2回戦◇16日◇神宮

北照(北海道)は12安打を放ちながらも1得点にとどまり、英明(四国・香川)に競り負けた。

来秋のドラフト候補で最速149キロの中谷嘉希投手(2年)が先発し、4回4安打1失点。この日の最速は147キロを計測し、NPBのスカウトからは「ボールは浮き気味でしたが、球の威力は十分ある。制球力を磨きながら、今後どこまで伸ばせるか楽しみ」と評された。

全道大会は島田爽介投手(2年)が4試合いづれも最後まで1人で投げ抜き、中谷に登板機会は訪れなかった。

「自分も投げたい気持ちだったんですけども、まずは試合に勝つことが1番。島田は頑張ってくれてる自分たちを連れてきてくれたので、自分も頑張ろうと思ってた」とマウンドに上がり、最少失点で5回からは島田に託した。「調子はいい方だったんですけど、変化球が甘く入ってしまったところがありました。力んでしまったというのが1番大きいです」と反省した。

初めての全国の舞台はほろ苦いものとなったが、高い目標を据えて冬に向かうことは変わらない。

自慢の直球に磨きをかけて「高校生のうちに健大高崎の石垣さんが甲子園で155キロを投げましたが、自分はそれを超えれるように頑張っていきたいと思います」と口にした。そして「石垣さんは今は程遠い存在。もっと自分が頑張らないと、近づけない。球速だけじゃなくて、ピッチャーとしての部分でもっと頑張っていきたいと思います」と力を込めた。

同じ北海道出身の石垣は今秋のドラフトでロッテから1位指名を受けた。「高校生で1位っていうのはとてもすごいことだと思うので、自分もそのレベルの選手になるように頑張りたい」。

同学年には横浜・織田や山梨学院・菰田といった既に150キロ超えの速球を操る本格派がいる。2人に続けといわんばかりに、北の豪腕はさらなる進化を期す。

▼北照・上林弘樹監督「中谷も島田もしっかり投げてくれたんで、その点あ良かったと思うんですけど、まあ12本で1点だったんで。ランナーをためてから1本が出なかった。ライナーで戻れなかったり、けん制死があったり、ランナーを進めるところで進められなかったり。負けるべくして負けた。負けるときは、こういうもんだという良い勉強になった。体作りや食事のことも含めてだからまあまだまだ伸びしろもあると思うし、楽しみだなと思う部分もあります。新チームとしてスタートラインに立った感じがしました」