天皇杯サッカーで2連覇がかかる神戸の吉田孝行監督が15日、準決勝・広島戦(16日、パナソニックスタジアム吹田)へ向けた…
天皇杯サッカーで2連覇がかかる神戸の吉田孝行監督が15日、準決勝・広島戦(16日、パナソニックスタジアム吹田)へ向けたオンライン会見に応じ「タイトルを目指すというところで大事な一戦」と必勝を誓った。リーグ戦は9日のG大阪戦で引き分け3連覇が途絶えたが、チームは切り替えて残るタイトルを狙う。「(選手に)まずは天皇杯に向けてやるぞと伝えた。気迫、緊張感もあったのでいい準備はできた」と話した。
広島とは今季リーグ戦2戦2勝だが、相手もルヴァン杯を制するなど、公式戦3連勝中。ルヴァン杯ではセットプレーから3得点している。同監督は「球際、セカンドボールが大事。リーグで勝ってはいるが、どちらに転んでもおかしくない。セカンドボール、クロスも大事。セットプレーも彼らの武器。攻守を含めて大事になる」と警戒した。
DF広瀬陸斗は「ここで一つタイトルを取って来年に向かうのと、落とすのでは大きな差がある」と天皇杯の重みを強調。広島について「FWにいい選手が多いし、ボランチの川辺駿選手は前の選手をコントロールしながらいいパスの配球をできる。そこも注意したい」と話した。