立ち技打撃格闘技のK－1は14日、「K－1ワールドMAX2025～－70キロ世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド～」（…

立ち技打撃格闘技のK－1は14日、「K－1ワールドMAX2025～－70キロ世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド～」（15日、東京・代々木第一体育館）に向けた前日計量＆記者会見を都内で開催。プレリミナリーファイト3試合を含めた全20試合40選手が計量をクリアした。

会見では、同大会で行われる「K－1ワールドGPバンタム級王座決定戦」で対戦する石井一成（27＝ウォーワンチャイプロモーション）と黒川瑛斗（21＝team VASILEUS）が舌戦を繰り広げた。

黒川は壇上で、この試合に向けてKrushバンタム級王座を返上すると宣言。「僕はK－1のチャンピオンになるためだけに格闘技をやってきて。負けて、またKrushチャンピオンに戻って、また防衛戦して、みたいなのが違うかなと思ってるんで。明日K－1チャンピオンになるっていう覚悟もそうですし、K－1へのリスペクトっていう感じです」と話し、Krush王座返上について“覚悟＆K－1へのリスペクト”だと説明した。

これに対してWBCムエタイ世界スーパーフライ級、BOMスーパーフライ級、WPMF世界スーパーフライ級、WPMF世界フライ級、IBFムエタイ世界フライ級などムエタイで数々のタイトルを獲得してきた石井は「それって覚悟なんですかね？　僕にはあまり刺さってないです。僕も数々のムエタイのベルトを取ってきたし、全然比べものにならないぐらい戦績も重ねてますので、特に何も感じてないです」と塩対応で応じた。

石井の言葉に黒川は「ムエタイですごいのは知ってますけど、ここはK－1のリングなので、それを見せようかなと思っています。明日がすごい楽しみです」と闘志を燃やした。