楽天渡辺翔太投手(25)が13日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円減の年俸3600万円でサインした。…

楽天渡辺翔太投手(25)が13日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円減の年俸3600万円でサインした。

約1時間に及ぶ球団との交渉では楽天ファン増へ私見を述べたという。「僕、要望というか、あれなんですけど。やっぱりファンを増やしたいというか、NPBの中で楽天は、やっぱりファンの少なさが少し目立つのかなって思ったので。ファンとの距離、ファンサービスだったりがすごい大事なのかなと思います」と話した。

24年ドラフト1位で今季が1年目だった宗山塁内野手(22)の例も出した。渡辺翔は「新人の宗山くんが入ってきて、彼はすごい人気ですし、楽天にとってはすごいプラスなのかなと。宗山くんの話を出してあれなんですけど、すごい彼は人気もありますし、そこは球団的にもファンは増えるのかなってお話をしたので。やっぱり僕はファンを増やしたいので、そこをいろいろ話しながら契約更改をさせてもらいました」と語った。

今季は26試合に登板し、1勝0敗、1セーブ、7ホールド、防御率3・86。8月に右肘クリーニング手術を受け、その後、右足を手術していたことも明かした。「肘の後に足をやって、ノリさん(則本)と同じ手術なんですけど、それをやって、そちらの状態がちょっと遅いので、そこも戻ってくれば全然投げられると思う。上半身はすごい今はいい感じです」と現状を説明した。

4年目となる来季は中継ぎ、先発両方のポジションを見据えつつ「笑顔で1年できたらいいなっていう風なシーズンにしたいです」と力を込めた。(金額は推定)