MLBは12日、1年間で最も劇的だった活躍を称賛する今季の「レジェンダリー・モーメント・オブ・ザ・イヤー(伝説的瞬間)」…
MLBは12日、1年間で最も劇的だった活躍を称賛する今季の「レジェンダリー・モーメント・オブ・ザ・イヤー(伝説的瞬間)」賞を発表し、10月17日のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で打者として1試合3本塁打を放ち、投手として10奪三振を記録したドジャース大谷翔平投手(31)が選出された。
ブルワーズを相手に3連勝で迎えた中、大谷は「1番投手兼DH」で先発。打っては3本塁打を放って3打数3安打、3打点1四球と大暴れし、マウンドでは6回0/3を2安打無失点、3四球10奪三振と圧倒。ポストシーズン2勝目を挙げて5-1の勝利に大きく貢献し、同シリーズMVPに輝いた。1試合で3本塁打を放ち10奪三振を奪うのは、メジャー史上初の快挙だった。
MLBの公式インスタグラムは大谷の受賞をたたえ、「投げる」「打つ」「叫ぶ」大谷の姿を編集した特別ビジュアルを公開。「みんな地上最高の“ショー(翔平)”を特等席で見ていたんだ。大谷翔平がリーグ優勝決定シリーズ第4戦で見せた『3本塁打&10奪三振』のパフォーマンスが、25年の『伝説的瞬間』に選ばれた」と記した。大谷もこの投稿を自身のアカウントで引用し、受賞を報告した。
「伝説的瞬間」賞はファンと専門家の投票で選出される。大谷は昨季も50本塁打、50盗塁を達成した試合で候補に入ったが選出を逃し、これが初受賞となった。