全米野球記者協会(BBWAA)の所属記者の投票による今季のMVPが、13日東部時間午後7時(日本時間14日午前9時)から…

全米野球記者協会(BBWAA)の所属記者の投票による今季のMVPが、13日東部時間午後7時(日本時間14日午前9時)から始まる専門局MLBネットワークの番組内で発表される。最終候補入りしているドジャース大谷翔平投手(31)の3年連続4度目の受賞が有力視されている。

大谷は今季打者として打率2割8分2厘、自己最多55本塁打、102打点、20盗塁、146得点、OPS1.014を記録。本塁打はリーグ2位、得点とOPSはリーグトップだった。6月中旬からは投手復帰して二刀流でプレーし、14試合で1勝1敗、防御率2・87、62奪三振だった。

投票はポストシーズン(PS)の前に行われるため、PSの成績は影響しないが、リーグ優勝決定シリーズ第4戦では「3本塁打&10奪三振」を記録するなど投打で活躍し、ワールドシリーズ連覇に貢献した。

4度目の受賞となれば、歴代最多762本塁打を放ったバリー・ボンズの7度に次いでメジャー歴代単独2位。各球団の担当から2人ずつ、計30人のBBWAA所属記者の投票で決まる。

大谷の他の候補はフィリーズの指名打者カイル・シュワバー(32)とメッツのフアン・ソト外野手(27)。シュワバーは打率2割4分、56本塁打、132打点、OPS.928を記録して本塁打と打点の2冠に輝いた。ソトは打率2割6分3厘、43本塁打、105打点、リーグ最多38盗塁、OPS.921をマークした。