J1新潟は入江徹監督(48)が今季限りで退任すると発表した。4勝7分け9敗だった6月に樹森監督の後任として就任したが、…

 J1新潟は入江徹監督(48)が今季限りで退任すると発表した。4勝7分け9敗だった6月に樹森監督の後任として就任したが、第34節まで3分け11敗と1勝もできないままJ2降格が決まっていた。

 入江監督はクラブを通じ、コメントを発表。「このたび、今シーズン限りでトップチームの監督を退任することとなりました。これまで、本当に多くの方々に支えていただきながら戦ってまいりましたが、皆様のご期待にお応えすることができず、このような形でシーズンを終えることになってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。心からお詫び申し上げます」と謝罪した。

 続けて「選手・スタッフはここまで、日々全力で勝利を目指し、持てる力を出し切ろうと常に努力を重ねてくれました。彼らの真摯な姿勢に心から感謝しています。そして、チームの指揮を任されている監督として、その力を十分に結果に結びつけられなかったことに、大きな責任を感じています。今シーズンの残り2試合は、どんなに厳しい状況にあってもクラブを支えてくださった皆様に、少しでも闘志が伝わるよう、全力を尽くして戦います」と、残り2試合での自身“初勝利”に向けて意気込んだ。